No.243_LOVE&PEACE
大阪万博が6ヶ月の会期を終え、閉幕しました
開幕当初から否定的な報道や懐疑的な意見も多かった万博ですが、僕としては、これを誘致した人たち、運営した人たち、参加した皆さんの熱意と行動力に心より敬意を表します
僕自身も盆時期、いろどりこーひー店休日を利用して、万博に2日間通いました。実際に入館できたパビリオンは限られましたが、会場を散策して、先ずは大屋根リングの圧倒的な迫力と存在感も体感できましたし、パビリオン以外にもCOMMONS(コモンズ館、共同展示館)、全6棟、90カ国以上のブースを巡って、それぞれの趣向を凝らした展示を楽しみました。コーヒー産地の国名を見つけるたびに「おっ!」となる自分が可笑しかったです(笑)。それ以上に印象的だったのは、どの国の方々もおもてなしの心で自国を案内してくれたことでした。そしてそこでの交流がなんとも素敵な体験となりました。(あるブースでは自国の楽器を演奏していて、一緒にリズムにのったり...)
“未来社会”をテーマにした万博でしたが、僕としては異国の多くの文化にふれたり、体験、体感出来ただけでも万博会場に足を運んだ甲斐があったと感じています。世界各地で紛争が絶えず、心痛むニュースが多い毎日ですが、万博会場にあったものはまさにLOVE & PEACE(愛と平和)でした
万博のあとも日程に余裕がありましたので、同時期に大阪で開催されていた“木梨憲武展”にも足を運びました
木梨憲武さんの作品は、どれも明るく、優しく、そしてユーモアに満ちています。どの作品にも共通して感じるのは、やはり LOVE & PEACE 。他にも、楽しさ・笑顔・温もり――そんな言葉が自然と浮かんできます
木梨憲武展の全国巡回はこれで3回目になりますが、過去2度も鑑賞しています。毎回心が温められ、自身も優しくなれる...会場を出るときにはいつもそんな穏やかな気持ちに包まれます
今回の写真は店のレジ周りの風景ですが、木梨憲武展のグッズコーナーで購入してきたお気に入りのポストカードや絵のレプリカが置かれています。明るい色と優しいタッチが空間をぱっと華やかにしてくれて、とても気に入っています^^
この店主のつぶやきの締めくくりはいつも「お客さまの暮らしに“彩り”をお届けします」と結んでいますが、実は広義には「LOVE&PEACEをお届けしたい」という思いが込められています。まさに木梨憲武さんの創り出す世界です。「コーヒーでLOVE&PEACE?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は至って本気です
万博の会場で感じた“多様な文化が共にある喜び”と、木梨憲武さんの作品から溢れる“人を思う優しさ”。僕の中ではどちらも同じ“LOVE&PEACE”の形です
“木梨憲武展”は大阪を皮切りに全国十数都市を巡り、2027年9月には東京にも来る予定です
そのときは、是非もう一度、あのあたたかな世界に触れに行こうと思っています
いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな暮らしに“彩り”をお届けします