No.109_お客さまと作って行くいろどりこーひーの味作り

3/17は、お店の向かい、葛西中学校の卒業式でした。子どもたちにとっては新型コロナ禍と時期を共にした3年間で、きっと制約も多く大変だったと思うのですが、次なる新生活へ向け皆んな元気に羽ばたいて行く様子、そして活力が店の中から遠目に見ても伺えました。(^^

さて、今回のテーマは『お客さまと作って行く味作り』です。

いろどりこーひーでは、リピートして下さるお客さまから風味のことで色々お話を伺うことがあります。

『この間買った◯◯(コーヒー名)が美味しかったです。』、『◯◯より△△の方が自分の好みなのが分かりました。』、『◯◯ブレンド(季節のブレンド)に近いブレンドをまた期待しています。』等々、また、店舗では常に2種類の試飲コーヒーをご提供しているので、その時に感想を頂くこともあります。『こうやって2種類を続けて飲むと味が全然違うものですね〜』、『こっちの感じで更に濃い味わいはありますか?』等々、これら伺う感想や質問はお客さまそれぞれですが、その全てがいろどりこーひーの味作りや商品ラインナップ検討の原動力になります。

ここで言う“原動力”の意味合いなのですが...

いろどりこーひーで販売している豆は、店主としての僕自身が一番美味しいと感じる味のご提供(これは仕入れる生豆の選定から焙煎の仕方、ブレンドの配合他全てに通じます)に努めているのは当たり前として、それを更に進化・深化させて行くにはお客さまとの会話、そして頂く反応が不可欠です。因みにここで言うお客さまというのは、広く世の中のお客さまたちと言った漠然としたものではなく、いろどりこーひーを飲んでくださっているお客さま一人一人という意味です。ですから、お客さまとの会話は僕に色々な気付きや示唆を与えてくれますし、時に励みも与えて下さります。ネット購入頂いているお客さまから直接お話を伺うことはなかなか難しいですが、ご注文頂く内容そのものがお客さまの声と捉えることが出来ます。そしてそれに応えたい言う気持ちが、更なる魅力的な商品を作ろうという原動力になるのです。(因みにお店で僕から感想を伺うなんて野暮なことはしませんので、どうかご安心してご来店ください(^^;; )

例えば商品ラインナップひとつにしてもいろどりこーひーでは現在3種類のエチオピアの豆をご提供しておりますが、開店当初はモカ・ハマ1種類でした。するとこのモカ・ハマがとても多くの方からご好評頂けたので、モカ・ナチュラルを加え、次にこれがアリチャ・ナチュラルに切り替わり、先月はこれにグジ・ナチュラルを更に加わえたと言うような過程を経ています。これもやはりお客さまからの反応、反響を反映させる形で進化・深化して来た結果です。これはほんの一つの例ですが、同様な事象は深煎りコーヒーのジャンルやブレンド作り他多岐に亘ります。

お客さまにとって更なる魅力を感じて頂ける商品、ラインナップを目指して、いろどりこーひーの進化・深化はまだまだ続きます。これは僕にとって、お客さまと歩む楽しい旅のようなものです。p(^_^)q

 

いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな生活に“彩り”をお届けします。

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