No.129_ゲデブ・ナチュラルのご紹介
エチオピア、イルガチェフェ地方ゲデブ地区で収穫されたゲデブ・ナチュラルのご紹介です。
【完熟フルーツの豊かな甘さ。アプリコット、ピーチの余韻】が持ち味です。
ん?この説明、どこかで聞いたことがある...?
実はこのゲデブ・ナチュラル、昨年春までモカ・ナチュラルの名で発売しておりました。
いろどりこーひーではエチオピア産のナチュラル精製(*後述)された豆をモカ・ナチュラル、アリチャ・ナチュラル、グジ・ナチュラルと発売して来ました。この【アリチャ】、【グジ】は、産地名なのですが、今回入荷した【ゲデブ】の2023年Newクロップもそれに倣い、新たに産地名を冠した“ゲデブ・ナチュラル”のネーミングで新発売です。
風味の特徴は前述の通り、芳醇なフルーツ感が持ち味で、初めて口にされる方は『これがコーヒーの風味!?』と衝撃を受けるほど、エレガントで個性的な魅力を持っています。
* ここで、ナチュラル精製について少しご紹介させて頂きます。
因みに精製とは、コーヒーの木から収穫した果実から種子を取り出し、生豆の状態までする工程のことです。そしてこれは大別すると①ナチュラル式と②ウォシュド式(水洗い式)があります。(ゲデブ・ナチュラル、アリチャ・ナチュラル、グジナチュラルは全てこの①ナチュラル式で精製されています。)
その概要ですが、①ナチュラル式は、果実のまま約3週間乾燥→殻を割って中の種子(コーヒー豆)を取り出す。②ウォッシュド式は、果実を先ずは水槽に約2日程浸けて柔らかくなった果肉を水で綺麗に洗い流してから約3週間乾燥→殻を割って中の種子(コーヒー豆)を取り出す。の違いがあります。
この様に①ナチュラル式は果肉が付いたまま乾燥されることで、フルボディの赤ワインの様な芳醇なフルーツ感が楽しめるわけです。
因みに既に発売中のモカ・ハマは、同じエチオピア、イルガチェフェ地方の豆ですが、②ウォシュド式で精製され、異なる風味を持っていますので、このゲデブ・ナチュラルと飲み比べて頂くのも楽しいと思います。^ ^
いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな生活に“彩り”をお届けします。