No.147_コーヒー豆袋の活用方法

時々、お店で常連さんから『この袋優れものですね〜』と豆包材をお褒め頂くことがあります。

本当は豆のことをお褒め頂くのが一番ですが(苦笑)、でも、それはそれでいんです!

と、言うのもこの袋、いろいろな種類を調査して厳選したものなので、お客さまに重宝頂くと言うのは本当に嬉しいことなのです。

お買い求め頂いた時は、店のシーラー(袋上端を挟み込んで熱を加え、接着、封をする機械)で封をしますが、ご家庭でご利用時、その上端を切り除いて頂くと塩ビ製のジッパーが付いています。このジッパーがとってもしっかりした造りでカチッとハマる感触があるほど、気密性が高いものです。(僕が気に入った点の一つです)

今回の写真はその豆袋を裏側から撮影したものですが、上の方の丸い印はガス抜きバルブです。このバルブには袋の中のエアを外には通すけど、外からは入らない逆止弁機能があります。これがまた秀逸です。

コーヒー豆は保存中、空気(酸素)に触れると酸化して、炭酸ガス(二酸化炭素)を放出します。このガス抜きバルブが無いと時に袋が破裂したり、ジッパー部が開いたりしますが、これがあることによりその心配はありません。

ところでコーヒー豆が長期の保存で風味が低下する原因は【①空気】【②湿気】【③光】が影響しています。逆の言い方をするとこれらをシャットアウト出来るとコーヒーの風味は長持ちします。そう言う意味でもいろどりこーひーで採用している豆包材はとても適しています。

その効果は豆の使用が進んで量が少なくなった時に更に有効です。強固なジッパーを閉めて、ガスバルブの面が上になるように袋を寝かせてそーっと抑えると、中の空気が抜けて袋はぺちゃんこになります。これで【①空気】の存在を最小量にし、ジッパーの気密性で【②湿気】の混入を防ぎ、且つ袋は【③光】を通さない遮光です。

お客さまの中には、過去に使用した袋を残しておいて、新しい豆を買ったらその袋を再利用して、100gや50gに小分けにして保存すると言う方もいらっしゃいます。袋の開閉でどうしても空気の出入りがありますから、ご利用に日数が掛かる場合は、この方法はグッドアイデアですね。

そうそう、冒頭の『この袋優れものですね〜』とお話を下さった複数のお客様からこの袋の意外な再利用方法を教えて頂きました。実は『コーヒー豆保存だけにあらず!』と言うご利用方法もされているんですね...

この袋の優れた機密性、中の空気も抜けてコンパクトになることを生かし、『湿気を嫌う、食材の保存に大いに活用しています』とのことでした。具体的は海苔や、ナッツや菓子類や。更には『物によって200g袋、500g袋を使い分けてるんですよ』と言ったお話も。

いろどりこーひーに加え、袋までがお客様の生活に溶け込んでくれるのは実に嬉しいことです。💕

 

いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな生活に彩りをお届けします。

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