No.161_マティス展、素敵でした
国立新美術館でマティス展を観てきました。マティス展は、昨夏の東京都美術館で開催されたものも鑑賞しましたが、その時はパリのポンピドゥー・センター所蔵作品が中心で今回は南仏ニースのマティス美術館所蔵作品が中心となっていました。且つ、展示コンセプトも異なり、マティスの魅力をまた違った側面から感じることが出来て、とっても楽しめました。
今回はどちらかというとマティスの画家人生の後半から晩年にかけての作品が充実していて、切り絵のJAZZシリーズも全20作、観られました。また、“花と果実”と名付けられた高さ4.1m幅8.7mの巨大な切り絵も圧巻でした。(今回の写真、左上)
そして昨夏の東京都美術館では映像で紹介されていた南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂が今回は原寸で再現されていて、その空間を少しだけ実感出来ました(今回の写真、右下)。マティスは、『冬の午前11時に陽がステンドグラス越しに差し込む情景が一番美しい』と言ったそうですが、そんな光まで再現されていてとても和やか、穏やかな気分になりました。
オキシトシンでしたか?ドーパミンでしたか?幸せを感じた時に脳から分泌される神経伝達物質は...とにかく今回のマティス展を観ながら相当分泌された気がします(笑)。そんなことを思ってしまうほど、本当に癒される体験でした。
さっ!これでまた、明日からの焙煎も優しく、穏やかに進められそうです。^ ^(焙煎中は何かをチャカチャカ操作するのではなく、淡々と進める必要があります。静と動で言うと動作も心持ちも“静”が求められます...)
いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな生活に“彩り”をお届けします。
P.S.
“マティス 自由なフォルム ” 国立新美術館にて5/27まで開催中です(YouTube)