No.163_日本の洋楽離れ?

先月の日経に『日本の洋楽離れが止まらない』とありました。また、2023年の年間ストリーミングランキングの上位100曲に、洋楽は1曲も入らなかった。』とも。(尚、K-Popは、この集計上“洋楽”の括りではなく、別枠で10%超えを締めているようです。)

中学生以来、洋楽を聴いて過ごしてきた僕にとっては、そうなのかぁと、びっくりというか、少し残念な気持ちすら...

と言うわけで、今回は少しだけ僕の音楽(リスニング)歴に触れさせて頂ければと...

僕が洋楽に目覚めたのは、中学1年の頃ビートルズに触れた時からです。そうこうしている内、クイーンを聴き始め、そしてヴァン・ヘイレンを初めて聴いた時は、正に打ちのめされました。かっこいい!!と。当時はハードロックなんて呼び方もされていました。そして例に漏れずディープ・パープル、ローリング・ストーンズ、レッド・ツッペリン。そしてKISSにもハマリました。

路線は全然違いますが、僕の中学時代、中高生の女の子たちの間でベイ・シティ・ローラーズが、社会現象の様に大ブームになっていました。そして何を隠そう、僕が初めてコンサート会場へ足を運んだのは、1977年中三の時、札幌真駒内アイスアリーナで開催されたベイ・シティ・ローラーズなんです。級友男子3人で行きましたが、かなり浮いていました(苦笑)。でも、楽しかった〜。コンサートと言えば、次に観たのは高二の時、同じく札幌でクイーンを観ました。その時は、フレディ・マーキュリーもジョン・ディーコンも居た時代でしたから、そこでの感動は今でも僕にとっては宝物の思い出です。

そして高校、大学と洋楽にどっぷりのめり込んで過ごした1980年代が、僕にとっての良き青春時代ですね。

エアロスミス、ビリー・ジョエル、ホール&オーツ、スティービー・ワンダー、デビッド・ボウイ、ビージーズ、イーグルス、シカゴ、イエス、ホワイトスネイク、レインボー、スコーピオンズ、TOTO、アース・ウインド&ファイヤー、フリートウッドマック、ウイングス、ジェネシス、フィル・コリンズ、ボストン、デュラン・デュラン、ジャーニー、フォリナー、スティックス、エア・サプライ、チープトリック、カンサス、エイジア、ラバーボーイ、カルチャー・クラブ、プリンス、ポリス、スティング、エルトン・ジョン、エルビス・コステロ、デフ・レパード、ガンズ・アンド・ローゼズ、ナイト・レンジャー、AC/DC、ジューダス・プリースト、デッド・オア・アライブ、ザ・クラッシュ、セックス・ピストルズ、ストラングラーズ、ZZトップ、REOスピードワゴン、10CC、ザ・カーズ、ジャパン、a-ha 、ブロンディ、ユーリズミックス、ハート、リンダ・ロンシュタット、オリビア・ニュートン・ジョン、リック・スプリングフィールド、ブルース・スプリングスティーン、ニック・カーショウ、スティーブ・ウィンウッド、サバイバー、ELO、クラフトワーク、ワム、ボン・ジョビ、シンディ・ローパー、マイケル・ジャクソン、マドンナ、U2...思いつくまま、順不同...

とにかく何でもかんでも洋楽!、洋楽!でした。

そう言えば中学時代からFMラジオの番組表が掲載されているFM fan(その後、FMレコパルに乗り換えましたが)を定期購読していて、FM番組からエアチェック(今や死語ですね)していました。当時は、タイマー録音もなかったので、放送中はポーズボタンに手を掛けながら、タイミングを逃さないよう録音オンオフしながら、カセットテープに曲を貯めて行きました。大学時代には、そのカセットテープも360本を超えましたが、ケース内の曲名を書く台紙は、別途購入したものに差し替えてデザインを揃え、背表紙のアーティスト名は、パソコンもテプラも無い時代でしたが整然と揃えたく、鉛筆で下書きした後、定規を使いながらサインペンで文字を揃えて慎重に書いていました。(マニアの拘りでしょうか...苦笑)

そうそう、こんなことを書きながら思い出しましたが、大学時代は貸しレコード屋全盛でしたので、毎週通って、お気に入りのアーティストのディスコグラフィを充実させて行きました。

それにしても今は昔です。今やサブスクやストリーミングが主流の時代ですから、現代の若者たちには想像出来ない世界ですね、正に隔世!(苦笑)

店で流しているBGMは、今も洋楽です。サブスクで全米TOP40のようなジャンルを選んでおけば、次々と最新のヒット曲が流れてくるのですから、ホント時代も変わったものです。

とは言え、『この曲を聴くと、あの時代のあのことが思い出される』なんてのは、音楽のホント、いいところ、素敵なところですね。皆さんにとっての思い出深い歌手、グループ、曲は何ですか?

 

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