No.180_Paris Olympicsとセリーヌ・ディオンさん

パリ・オリンピックが始まり、柔道、水泳、スケートボード、フェンシング、体操等、日本勢の活躍が続々伝わってきて、この暑い夏、涼しい部屋で再び熱く興奮、歓喜の日々を送っています。

開会式もフルで観ましたが、今回はスタジアム以外の各所からの中継と映像が巧みに融合し、壮大なエンターテーメントの様相で、とってもワクワク、楽しい式典でした。

オリンピックの開会式は毎回、聖火台への点灯が最後にして最大のイベントですが、今回はその後にそれを上回る(と僕が感じた)、感動の映像が飛び込んできました。エッフェル塔で愛の讃歌を歌うセリーヌ・ディオンさんです。

実は、僕...セリーヌ・ディオンさんのファンでして...^^;

きっかけは1990年にふと耳にしたUNISONという曲がすごくかっこよくてお気に入りになり、その曲が入っているCDアルバムを購入して以来です。(当時、CDが普及し初めの頃でしたので、一層、思い出深いです。)

ところで先月、Amazon Prime Videoで『I AM(副題:病と戦いの中で)』という、セリーヌ・ディオンさんのドキュメンタリーがリリースされたので、即、観ました。

セリーヌさんは、2022年にご自身が、スティッフパーソン症候群と言う100万人に1人に症状が出る神経疾患を患っていることを公表されました。

ドキュメンタリーには病と闘っているセリーヌさんの姿があり、発作が起きたシーンなどは想像を超えた、衝撃を受けました。そしてその中ではいくつも印象的な、そして心打たれるセリーヌさんの言葉がありました。

「声が私の人生の導き手だった。私はただ、声に従っていたの。おかげで素晴らしい人生を送れたことに満足している。声のおかげで最高の自分になれた。私のエゴは強くない。声の導きに従うことに抵抗はない。」

「再び、ステージに立てる力を取り戻そうと頑張っている。でも、正直、厳しい道のりよ。でも、私には歌しかない。」

「歌い、踊る自分の姿が時々見えるの。私は計画通り行かなくても諦めない人間よ。走れないなら歩く。歩けないなら這ってでも進む。止まらない。私は進む。」

こうして、ドキュメンタリーは終了しました。

そして...開会式フィナーレのセリーヌさんのあの力強い姿、歌声です。

東京オリンピック開会式では、長嶋茂雄さんの登場に涙してしまいましたが、今回はセリーヌ・ディオンさんの登場に涙してしまいました。

 

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