No.229_嗜好品としてのコーヒー 〜日々の暮らしに、ほんの少しの“ゆとり”を〜
「コーヒーって、なくても生きていける。でも、あるとちょっと豊かになれる」そんな言葉を、お客さまとの会話のなかでふと思ったことがあります
ある日、お店で豆を選んでくださっていたお客さまが、ふとこんなことを話してくださいました
「朝起きて、身支度しながら、慌ただしくコーヒーを淹れてるんですが、それでもコーヒーの香りが立つと、不思議と『今日も一日が始まるなぁ』ってスイッチが入るんです」と
その何気ない一言に、僕自身の毎朝の感覚とぴったり重なって、思わずうなずいてしまいました
コーヒーは「嗜好品」と言われます。必ずしも“必要”ではないけれど、“好きだから”、“楽しみたいから”という気持ちで選ばれるもの...ちょっとした“ゆとり”や、“気持ちの切り替え”をもたらしてくれるもの、あると心が整うもの...
日々の暮らしのなかで、どんな風にコーヒーがあるのかーー
それは人によって様々ですが、きっと共通しているのは、「ちょっと立ち止まる時間」のそばにあるということなんじゃないかな...と感じるところがあります
前述のお客さまのように、朝の目覚め、一日の始まりの活力に一杯
あるいは家事や仕事の合間のひと息、一杯
ときには誰かと一緒に、何気ない会話とともに...
そんな“ひととき”を、ちょっぴり豊かにしてくれるのがコーヒーの魅力だと思います
コーヒーを「嗜好品」として捉えたとき、僕が大事にしたいのは、お客さまそれぞれのスタイルに合わせた“自由な楽しみ方”です
淹れ方も自由、楽しみ方も自由(香りを愉しむのもいいし、深く味わいを探求するのもいい)、正解も不正解もなく、自分なりの“好き”に委ねて...それこそが嗜好品としてのコーヒーのいいところだと思っています
いろどりこーひーの珈琲豆がお客さまのそのような“コーヒー時間”にそっと寄り添えたら...そんなことをいつも願っています
いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな暮らしに“彩り”をお届けします