No.279_店で開催している“コーヒー体験”のご紹介

店では、ご希望いただいたお客さまに、“コーヒー体験”という時間をご用意しています

これは、僕自身が、お客さまとコーヒーを通していろいろなお話をしたい、そんな思いから始めたものです

ところで、“コーヒー体験”と聞いても、どんなことをするのか、おそらく想像できないですね(苦笑)

他に似た表現では、“コーヒー教室”とか“コーヒーレッスン”というものが、やや近いかもしれませんが、この“教室”や“レッスン”という単語には(あくまでも僕の主観ですが)、何か「教える」のニュアンスを感じて、僕としてはどうもしっくり来ないのです。そのため、あえてこのネーミングにしています

一方で、お客さまと「“コーヒー”をキーワードにいろいろお話をしたい」という思いはすごくあります。そして、それを実現させるのが、いろどりこーひーの店内で開催している“コーヒー体験”なんです^ ^

そのような場なので、決まった進行アジェンダやレジュメはありませんが、とはいえ、「さぁ、何についてお話ししましょう?」と始めても、それはそれで困ってしまうと思うので、いくつかのキーワードや項目を箇条書きにしたペーパーを1枚用意しています

そして、そのペーパーをご覧いただいて、「これについて詳しく聞いてみたい」、「これについてちょっと質問がある」といった、お客さまの気になるポイントに沿って進めていきます

今回は、そのキーワードや項目の一端をご紹介させていただきます

1.コーヒー豆が出来るまで

コーヒーの産地について(エリア、気候、土壌など、自然環境が豆の風味に与える影響)/コーヒーの品種について(アラビカ種、カネフォラ種[一般にロブスタ種と呼ばれるもの]の特徴)/生育から収穫、精製(果肉除去、発酵、乾燥、脱殻など)/輸出入を経て、店に生豆が届くまで

2.焙煎(ロースト)について

焙煎とは/焙煎の流れ/焙煎による豆の変化/焙煎の勘所

実際に焙煎機の脇までお越しいただき、原料としての生豆をご覧いただいたり、焙煎機の構造(生豆の投入口、豆を煎る窯、焙煎後の冷却装置など)をご案内します。また、煙突から排煙される前に集塵機で除去するチャフ(焙煎中に豆の表面から剥がれる薄皮)などもご覧いただきます

3.淹れ方(抽出)に関する考え方

豆が持つ風味の特徴や、雑味の感じ方によって、おすすめする淹れ方は変わること。雑味がないクリーンな豆を使うと、淹れ方に加減は不要でしっかり抽出することだけに集中できること。そのため、通り一辺倒の「これが美味しい淹れ方です」といった進め方とは異なります

4.3種類のコーヒー飲み比べ

フレンチプレスで淹れた、まろやか系、しっかり系、華やか系3種類のコーヒーを飲み比べていただきます。「なぜこんなに風味が異なるのか」を紐解くのも楽しい時間です。また、チョコをひとかじりしながら、フードペアリングについてもお話しします

以上はほんの一端ですが、先にも述べた通り、これも1から順に授業のように進めるわけではありません

あくまでもこれらのキーワードはおはなしのきっかけでしかないので、それらをもとに順不同で、あーでもない、こーでもないと、お客さまと楽しくおはなしできればサイコーです!

ちなみにこの“コーヒー体験”を始めて2年以上になりますが、すでに本当に多くのお客さまにご体験いただきました

そしてご体験いただいたお客さまが、その後も店にお越しくださり、「あの体験以来、コーヒーが更に身近な存在になりました」とか、「異なる風味に触れると、産地のことまで思い描くようになって、毎日のコーヒーがなんだか楽しくなりました」と皆さんワクワクしながらお話をしてくれるので、その度にこちらも嬉しくなっちゃいます

僕自身、この時間がとても好きです

普段の営業中ではなかなかゆっくりお話しできないこともありますが、この時間はコーヒーを囲みながら、お客さまの疑問や興味にじっくり耳を傾けることができます。そして僕自身も、毎回新しい発見をいただいています

というわけでご興味を持たれた方は、ぜひ、いろどりこーひーの“コーヒー体験”をご体験ください(^^) /

(場所の制約から参加人数は2〜4名程度でお願いしています。お時間は90分程度。もちろん無料です)

 

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