No.285_タンザニア🇹🇿 ンゴロンゴロ(Ngorongoro)/コンゴニ農園のご紹介

今回はタンザニア北部、世界自然遺産として知られるンゴロンゴロ(Ngorongoro)保護区に隣接するコンゴニ農園(Kongoni Estate)の豆をご紹介します

この近くにはサファリで有名なセレンゲティ国立公園も広がり、ライオンやゾウ、キリン、シマウマなど、多くの野生動物が暮らす、アフリカを代表する大自然に囲まれています

そんな雄大な自然の中、標高およそ1,600〜1,800mの高地で育てられたのが、このコンゴニ農園のコーヒーです。コンゴニ農園のコーヒー栽培面積は220haにもおよび、タンザニアでも歴史があり、品質の安定性が高く評価されている単一農園です

昼はしっかり日差しを受け、夜はぐっと冷え込む大きな寒暖差

火山由来の肥沃な土壌、そして豊かな自然環境

この地には、コーヒーがゆっくりと熟すための条件がそろっています

こうして生育したコーヒーの果実は(その種子も)、糖分や風味をしっかりと蓄えていくのです

この豊かな素質を損なわないよう丁寧に焙煎し、カッピングして最初に感じたのは、

 《 甘さに包まれた、まろやかな口当たり 》

そして、その後すぐ広がる

 《 ベリーを思わせるマイルドな柑橘感 》

タンザニアといえば、かつてのキリマンジャロのイメージから「力強い酸味」を思い浮かべる方も多いかもしれません

しかし、このコンゴニ農園の豆は、華やかさを競うというより、甘さと調和した穏やかさが持ち味で、程よいコクと透明感も相まって、飲み進めるほどに心地よさが増していく、そんなコーヒーです

豊かな自然に育まれたコーヒーらしく、どこかゆったりとした表情が楽しめます

 

いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな暮らしに“彩り”をお届けします

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・・・・・・以下は、余談です・・・・・・

 

セレンゲティとンゴロンゴロの地理、地勢に興味が湧いたものですから、少し調べてみました...

1.セレンゲティ国立公園(1951年国立公園設立、1981年ユネスコ世界自然遺産登録)

タンザニアの北部に位置し、北の隣国ケニアのマサイマラ国立保護区へと続く広大なサバンナ(東京都の約7倍)

エリアには約150万頭のヌー、それぞれ約30万頭のシマウマやガゼル、約7,000頭のゾウ、約4,000頭のライオン、約1,000頭のヒョウ、約200頭のチーター、約3,500頭のハイエナ等が生息

2.ンゴロンゴロ自然保護区

セレンゲティ国立公園の東側に隣接するエリアで野生動物とマサイ族が共存することから1959年自然保護区として設立

このエリアは約250万年前、巨大火山が噴火後、山頂部が陥没して形成されたンゴロンゴロ・クレーター(直径約19km、外輪からの深さ約600m)があり、そのカルデラの底に草原、湿地、湖があり、ヌー、シマウマ、ライオン、アフリカゾウ、バッファロー、カバ、クロサイ、フラミンゴらが生息

外輪の断崖(頂部標高約2,200m)が崩れずそのまま残っているので、巨大カルデラ内で独自の生態系が保たれている

3.コンゴニ農園

ンゴロンゴロ・クレーター外輪山 外側の南東側斜面(標高1,600〜1,800m)に位置する

全体敷地約1,600ha、コーヒーの木栽培エリア約220ha、開墾から100年を経ている伝統的な単一農園(高品質エステート)

南東向きの斜面を生かした栽培が行われている。そこは午後の強い西日を受けにくく、且つ南西側の原生林をシェードツリーとして保存、活用することで、コーヒーの木への日射の負担を和らげる工夫をしている