No.196_エレガントなモノ、コト、ヒト、そしてコーヒー
僕はエレガントなモノ、コト、ヒトが好きなようです...先日、映画“パリ・オペラ座バレエ 白鳥の湖”を観て、改めてそんなことを思った次第です。(公式、YouTube)
もともとバレエを観るのは好きですが、新型コロナ禍でしばらくご無沙汰していたので(昨年はK-BALLET TOKYOを観ましたが)、映画で観られるというのはお手軽でありがたいです。この映画が上映されることを知った時点では『パリ・オペラ座バレエ団の今年6月のオペラ・バスティーユ劇場での最新公演の模様』とのことでしたので、てっきりその収録映像なのかと思って観に行きましたが、映画用に演じ、撮影されたものでした。というのもダンサーと同じステージ上で撮影したと思われる近景映像やステージ真上から撮影した映像、更には客席上空をドローンで遊覧撮影したような動きの鳥瞰映像もあり、通常のバレエ中継とは全く異なる視点で、全編ワクワクしながら惹き込まれました(客の拍手音も無しです)。また、王子とロットバルトが絡むシーンが有ったり、通常のステージでは観られない光景もストーリー性深まる演出でした。
エトワール(主役のダンサー)は白鳥のオデット姫と黒鳥のオディール(ロットバルトの娘)の2役を演じますが、実際に劇場で観る以上にその仕草、表情の詳細が観てとれ、その演じ分けが手に取るように分かりました。とりわけ、黒鳥オディールが連続で32回ターンするグランフェッテはあまりにもエレガントで、感動した時に起こる喉の奥がちょっと熱くなるような、(お恥ずかしながら)ちょっと涙目になるような、そんな感動シーンでした。
エレガント...歴代、生で観たダンサーではボリショイバレエ団のニーナ・アナニアシビリが忘れられません。また、映像でしか観たことはありませんが、マリインスキー・バレエ団に所属していたアリーナ・ソーモアも大好きです。
そのエレガントというものに想いを馳せた時、とっても飛躍しますが、スポーツ選手でもエレガントな動きにすごく惹きつけられます。NBA(バスケット)だとマイケル・ジョーダンが思い浮かびます。現役選手だとカイリー・アービング、ステフィン・カリー、アンソニー・エドワーズがお気に入りです。サッカーだとジダン、ロナウジーニョが最高でした。こちらも現役だとヴィニシウス、エンバペがお気に入りです。これらの選手は、単に凄いとかかっこいいだけじゃなくて本当にエレガントで、魅了されます。
そして...実はコーヒーにもエレガントさを感じるものがあります。(私見ではありますが、)エチオピアの“モカ・ハマ”は、余韻に漂うベルガモットの淡い柑橘感が、まるで紅茶のアールグレイを思わせます。そして思わず「エレガント!」と唸ってしまうのです...😅
ぜひ一度、コーヒーのエレガントさも、お試し、お楽しみくださいませ。
いろどりこーひーは珈琲豆を通して、皆様の心豊かな生活に“彩り”をお届けします。