店主のつぶやき

  • No.192_焙煎は開店前の朝、行っています

    「あれ、使ってるんですか!?」 過去に複数のお客さまからお尋ね頂いたことがあります。「あれ」と言うのは、店内に設置してある高さ約2m、重量約350kgの焙煎機のことです。 焙煎は開店前の朝やってますので、開店中、お客さまは稼働しているところをご覧になることは無く、ましてや僕がそれを操作している...
  • No.191_抑制の効いたいろいろな風味がバランスよく感じられる複雑さ

    先日、ご来店頂いたお客さまが店主のつぶやきNo.189“コーヒーのコクとは”を読んで下さったとのことで、その中に記載していた『コーヒーのコクとは、抑制の効いたいろいろな風味がバランスよく感じられる複雑さ』のくだりは、「なるほどなぁと感心しました」と感想を伝えてくださいました。「その一方で、半分...
  • No.190_阿部一二三、詩兄妹と丁寧な暮らし

    TBSの番組『日曜日の初耳学』に先日、阿部一二三、詩兄妹が出演された回を観ました。初耳学は林修さんとゲストとの対話、インタビューを通して、そのゲストの方の普段はなかなか見られない、感じとれない個性、キャラクターが垣間見られる番組でとっても面白く、ほぼ毎回観ています。最近出演されたMrs.GRE...
  • No.189_コーヒーのコクとは

    コーヒーのコクは、その風味の“複雑さ”からくるものかなと思っています。 いきなり結論めいた言いっ振りですが😅、「と思っています」と結んだ通り、その実、「コクとは何か!?」と言う問いへの応えは一言では表現し切れない難しさがあると思っています。 逆説的に申し上げるなら、“濃い”とか、“パンチのある...
  • No.188_ブレンドはアフターミックスします

    アフターミックス...チョッと聞き慣れない言葉ですね... ブレンドは、複数の豆を混ぜ合わせることにより作りますが、それぞれの豆を先ず焙煎して、その後、出来上がった豆を混ぜ合わせることを“アフターミックス”と言い、いろどりこーひーはブレンド作りにこの方式を採用しています。 これと対比されるのが...
  • No.187_焙煎中のコーヒーの香り

    『コーヒーの香り』と聞くと、どんな香りが最初に浮かびますか? 『コーヒーを飲もうと口をカップに近づけた時、ふっと香る香り』、『コーヒー豆を粉に挽くときに部屋中に広がるなんとも言えない幸せな香り』、『豆(or粉)が入っている袋(orキャニスター)を開けたときにふっと広がる香り』...どれもホット...
  • No.186_フレンチプレス(コーヒープレス)の歴史とその特徴

    今回はコーヒーを抽出する器具の“フレンチブレス”(コーヒープレス又は、プランジャーポットとも呼ばれます)の歴史と特徴に関するお話です。 まず、フレンチプレスがどういうものかその姿、形をご覧頂いた方が以下の話もイメージしやすいかと思いますので、参考までにbodum(ボダム)社の製品ページのリンク...
  • No.185_ケニア🇰🇪キリニャガのご紹介

    この度、いろどりこーひーでは初お目見えのケニアの豆をご紹介させて頂きます。 いろどりこーひーで扱っている豆は、その材料となる生豆をバイヤー(世界の産地から買付ける)、インポーター(買い付けた生豆を輸入する)の方経由、仕入れています。 仕入れに先立ち、インポーターの方からサンプルクロップ(焙煎済...
  • No.184_信頼できる相棒のPROBAT

    いろどりこーひーで安定した焙煎が出来るのも“信頼できる相棒”のPROBATが居るおかげです。『居る』なんて表現しましたが、ホントそんな感じに思っています。 本日の写真は、その焙煎機を前の方から撮影したものですが、どこか愛嬌のある表情をしていると思いませんか?(笑) いろどりこーひーで使用してい...
  • No.183_コーヒーを淹れる時の水と粉の量

    店ではお客さまからいろいろなご質問を頂くことがあるのですが、『水と粉の量はどんな割合で淹れるのがおすすめですか?』と言うご質問が、正直一番ご回答に苦慮してしまいます...(^^; 最終的には、『お客様のお好みです』となってしまうのですが、こう即答したのでは、身も蓋もない、にべもない...もっと...
  • No.182_焙煎前半の水分抜きの大切さ

    今回は焙煎論みたいな少々お堅い、そしてイメージし辛いお話ですが、宜しかったらお付き合いください... 焙煎は焙煎機の窯(回転するドラム)に生豆を投入して、20数分のヤキを経て、煎り止め(窯から放出)に至ります。 20数分のヤキの間には、緩やかにフェーズ(段階、局面)が有って、前半が今回のテーマ...
  • No.181_粉の挽き目と注ぐ湯温の関係

    いろどりこーひーでは粉の挽き目は“細かめ”、注ぐお湯は沸騰したての“熱いお湯”をお勧めしています。(ハンドドリップ、フレンチプレス等共通。湯温調節機能があるコーヒーメーカーは高温を選択ください。無ければ『挽き目細かめ』だけで結構です。) 一方で『細かめってどの程度ですか?』と言うご質問も頂くの...