店主のつぶやき

  • No.209_いろどりこーひーが粉挽き細かめ、熱湯を推す理由

    いろどりこーひーでは商品をご購入いただいた際、お勧めの淹れ方、保存方法等を掲載したA6サイズ2つ折りのペーパーを添えさせて頂いています これは単にコーヒー豆と言う“モノ”を売っているわけではなく、「“コーヒーのある暮らし”を(イメージしながら)売っている」の思いから来ています その淹れ方の部分...
  • No.208_焙煎における必要条件と十分条件

    焙煎中に必要条件と十分条件なんて言葉が急に浮かんできました... 焙煎は開店前の朝、店正面のシャッターを下ろし切ったまま、一人で集中して行うのですが、その最中も「そうだ、ここはこうしよう!」、「なるほど、これだ!」みたいな閃きが突如浮かぶことがあります。そんな時に「焙煎にも必要条件、十分条件に...
  • No.207_季節のブレンド 春Ver. “春うらら”と”プルミエ-2025-”のご紹介

    季節のブレンド春Ver. “春うらら”と”プルミエ-2025-”のご紹介です。 ■最初に“春うらら”のご紹介です こちらは新作のブレンドで、「春の昼間の柔らかな日差し、草花の芽吹きが近いことを予感させる心地よいポカポカ陽気」、そんな情景をイメージして作ったブレンドです 風味の特徴は、【柔らかな...
  • No.206_毎回同じ味を作るということ

    焙煎において『毎回同じ味を作る』ということは大切なことだと思っています。と、言うより...食に携わるプロとしては当たり前のこと...と。焙煎するたびに味(ヤキ上り)がズレていたのではお話になりません。 一方で『毎回同じ味を作る』ための焙煎手法は?となると、その拠り処となる基準や手引きとして確立...
  • No.205_“酸”と“酸味”、そして酸のキャラとボリューム

    酸と酸味。似た言葉ですが、僕はそれぞれ違う意味合いで解釈しています。 (ここからは僕の解釈なので異論はあろうかと思いますが...)“酸味”というと、味覚表現の中の酸っぱさの度合い、またはその強弱を表す時に使う単語のように感じています。 方や“酸”は、食べ物、飲み物の美味しさを形作る(左右する)...
  • No.204_同じことを繰り返していると発見は無限大

    焙煎は毎朝数窯ヤキますので1年だと何百回とヤイています。これを聞くと「同じこと毎年何百回もやってて、飽きないのかね?」と思われちゃうかもしれませんが(笑)、これが飽きるどころか楽しいんですね...😅 「楽しい」のニュアンスはなかなか伝わりにくいかとは思いますが、「やってて面白い」というか、「取...
  • No.203_辻井伸行さんの音色(ねいろ)の様なコーヒー豆をお届けしたい

    2025年が明けました。本年もどうぞよろしくお願いします。 年が明けるというのは色々気持ちも新たになるものですが、“思い”としてはそう変わるものではないですね...『お客さまに必要とされる店になりたい』、開店当初掲げた“思い”は今もそのままです。そして今まで同様『ありがたいなぁ』の思いに包まれ...
  • No.202_今年も1年ありがとうございました

    12/29(日)、おかげさまで本年最後の営業を無事終えることができました。 お店へお越しくださったお客さま、ネット購入頂いたお客さま、1年間本当にありがとうございました。 リピート頂いている馴染みのお客さまが顔を見せて下さってはほっこりし、初来店のお客さまがいらしてはワクワクし、日々日々ありが...
  • No.201_葛西小2年生の子供たちからの贈り物

    先月、葛西小学校2年生の子どもたちが“まちたんけん”の授業でいろどりこーひーを訪問してくれたことは、このつぶやきNo.195でご紹介した通りですが、その子どもたちからお礼のコメントを頂きました。 写真も添付しましたが、縦90cm、横80cmの大きな台紙に参加してくれた11人の子どもたちのコメン...
  • No.200_世は〆切

    おかげさまで、この“店主のつぶやき”も開店以来、200回目を迎えることが出来ました。 本当に時々ではありますが、お客さまから「読んでますよ〜」と声を掛けて頂いたり、「この間書いてあった◯◯ですが...」と会話のきっかけになることもあり、そんな励みを頂きながら気が付けば200回となりました。 店...
  • No.199_没入感と焙煎

    【没入感】...ひょっとして今の時代のキーワードなのかな...なんて感じています。 巷ではVR(バーチャル・リアリティ、仮想空間での擬似体験)にまつわる話題、施設、デバイス(機器)...その広がりは、関連、派生という言う意味では、ありとあらゆるものに繋がりつつあるような気さえします。 その中の...
  • No.198_モネ回顧展 “モネ、睡蓮のとき”

    国立西洋美術館でモネ展(〜2025/2/11)を観てきました。 今回の展示は回顧展として“モネ、睡蓮のとき”とタイトルが付いています。モネは1840年に生まれ、1926年86歳で亡くなりましたが、1890年台に自宅を構えたジヴェルニーに“花の庭”、“水の庭”を整備していき、1900年前後からそ...